ジョン・ドー日記

メーカー会社員。仕事、趣味、グルメ・旅行とか普段考えてること。

お金で買えない物

おはようございます。ジョン・ドーです。今日は昨日考えた事を書き残したいと思います。

 

昨日窓の外を見ながら考えた。

「そもそもなんで働くんだ?」

「生きる為にお金がいるから。」

「じゃあそもそも何故生きるのにお金がいるのか?」

「衣食住にお金がいるから。」

「そもそも衣食住にお金がいるのはなぜか?」

「昔の人がそういう風に社会の仕組みを作ったから。」

 

ここでふと思った。今の社会では、お金があれば欲しい物も手に入るし、食べたい物も食べられるし、行きたい場所にも行くことが出来る。お金があればあるほど出来る事は多いし、不自由を感じない。反対に、お金が少ない状態では出来る事に限りがあるし、不自由を感じる事もある。少なくとも資本主義社会はそういう仕組みだ。

 

この仕組みでは、お金がある方がより幸せだと考えやすくなる。従って、みんな必死にお金を稼ごうとする。これは生きる活力に成り得るので、お金を稼ごうと頑張っている間は充実感が生まれ、それが幸福感になったりもする。しかしある時、お金を稼いでも稼いでも終わりがない事に気づく。なぜなら、稼いだお金で欲しい物を手に入れた後は、より高級な物が欲しくなり、もっとお金を稼ぎたくなるからだ。

 

こんな時は、お金で手に入らないが価値がある物の事を思い出したい。例えば家族、恋人、友人と共有する思い出、友情、絆、愛情である。これらは現代社会でもお金で手に入らない物だ。

※家族・恋人・友人と過ごし、思い出、友情、絆、愛情を育むのにもお金がかかるという指摘もあるだろう。しかし、そのお金で直接購入している訳ではないので、値段がつけられないと解釈する。

 

思い出、友情、絆、愛情は不思議なものだ。それらがあるだけで生きる意味が見つかったり、生きる活力が湧いたりする。お金のように、あればあるほど欲しい物が手に入る訳ではないが、少しでもあれば幸せだと感じられる。

もしかしたら、こういったお金で手に入らない物の方が人生では価値があるのかもしれない。

 

 

【追伸】

私は経済学を学んだことも、哲学を学んだこともない。しかし度々私は今日の投稿のような事を考える。日頃から世の中のうわべだけでなく本質を見つめて、本当に大切なものを見極めたいと考えている。

 

手前味噌ではないが、今日の投稿のような考えは、より良く心豊かに生きる為のヒントになると考えている。そういうヒントをこれからも書き残していきたい。

 

【2024/02/25追記】

https://note.com/np_publishing/n/n42b20b7e0a78?sub_rt=share_b

お金で買えないものは哲学の世界で「贈与」と呼ばれているそうです。分かりやすくまとめられた記事がありましたので追記します。

以上